“Rose, Bud, Thorn”で日次振り返り

Ritual(リチュアル)- 小さな習慣を仕組みに変える

“Rose, Bud, Thorn”で日次振り返り

チームでの活動をしていると、毎日の業務に追われているうちに、自分たちの進捗や気づきを振り返る時間がなかなか取れないこと、ありませんか?特に、プロジェクトの締切が迫っていたり、メンバーそれぞれがバラバラのタスクに取り組んでいたりすると、気づきや学びを共有する機会が失われてしまいますよね。

そんな時におすすめしたいのが、「Rose, Bud, Thorn」というシンプルで効果的な振り返りの手法です。このメソッドは、チームのエンゲージメントを高め、個々の成長を促す力を持っています。今回は、この手法を具体的にどう活用するか、どう改善に繋げるかをご紹介します。

Rose: 良かった点を認識する

まずは「Rose」。これは、最近の活動の中で良かった点を共有する部分です。チームメンバーが互いに称賛し合うことで、ポジティブな雰囲気が醸成されます。例えば、あるメンバーが難しいクライアントとの交渉を成功させた場合、皆でその努力を認め合い、どのようにして良い結果を得られたのかを話し合います。

このステップのポイントは、単に「良かった」と言うだけでなく、具体的にどのような行動や工夫が良い結果を生んだのかを掘り下げていくことです。「特に、あのときの提案がクライアントに響いた」とか「チームでのコミュニケーションがスムーズだったからこそ」などの具体的なフィードバックが、メンバーの自信を高め、次回の活動にも良い影響を与えます。

Bud: 可能性を見つける

次に「Bud」。これは、今後の活動において可能性を感じたことや、新たなアイデアを共有する部分です。プロジェクトが進行する中で、新たな提案や改善点が出てくることは珍しくありません。たとえば、あるメンバーが「次回のミーティングでは、オンラインツールを使ってみたらどうか?」という提案をすることで、効率的なコミュニケーションが図れるかもしれません。

このステップでは、メンバー全員が新しいアイデアを自由に出し合える環境を大切にします。クリエイティブな発想が生まれることで、チーム全体が成長し、新たな挑戦を楽しむことができます。また、アイデアを出す前向きな雰囲気が生まれることで、普段発言しづらいメンバーも勇気を持って意見を出せるようになるでしょう。

Thorn: 課題を共有する

最後に「Thorn」。これは、チーム活動の中で直面している課題や改善すべき点を共有する部分です。このプロセスは非常に重要ですが、時に気まずい雰囲気になることもあります。しかし、課題を明確にすることで、次回の活動に活かす改善策を見つけることができます。

たとえば、あるプロジェクトで「コミュニケーションが不足していて進捗が見えづらかった」といった意見が出た場合、どうすれば良いかをチーム全体で考えます。「毎日のスタンドアップミーティングを設ける」とか、「タスク管理ツールを導入する」といった具体的な解決策が見えてくるでしょう。

このプロセスでは、ただ課題を挙げるだけでなく、解決策を話し合うことが重要です。メンバー全員が意見を持ち寄ることで、チーム全体が問題解決に向けて一丸となることができるのです。

振り返りを定期的に行うための工夫

「Rose, Bud, Thorn」を日次や週次のリチュアルとして取り入れることで、チームの結束力や個々の成長を促進させることができます。でも、単にこのメソッドを取り入れるだけではなく、何か工夫を加えてみるのも良いでしょう。たとえば、振り返りを行う際に、各メンバーがあらかじめ「Rose」「Bud」「Thorn」の内容をメモしておくことで、よりスムーズに進行できます。また、定期的に振り返りの時間を設けることで、参加することの重要性を強調することも大切です。

このように「Rose, Bud, Thorn」は、単なる振り返りを超えて、チーム全体の学習とエンゲージメントを深めるための強力なツールです。あなたのチームでも、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

最後に、あなたのチームの振り返りの方法を教えてください!どんな工夫をしているのか、ぜひシェアしてみてくださいね。あなたの経験が、他のチームにとっても大いに参考になるかもしれません。

 

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